離職率を徹底分析

離職率が高い理由「飲食業界の場合」

過酷な労働条件の飲食業界

過酷な労働条件の飲食業界

サービス残業が多い

飲食店の場合、大体混み合う時間帯いわゆるピークの時間帯がありますが、これは毎日同じ時間とは限りません。週末であればピークが遅い時間まで延びたり、休日であれば早い時間から始まったりとある程度の予測はできても厳密に決まっているわけではないため、閉店作業が遅れ残業になってしまう場合があります。残業代がきちんと発生していれば何も問題はありませんが、中にはあらかじめ決められた残業時間によって残業代が発生するみなし残業や無給で働くサービス残業もあります。
みなし残業の場合、決められた時間内の残業であれば実際の仕事量と見合っているため問題はありませんが、決められた時間以上の残業をした場合、超過分の残業代が発生するかどうかは会社によって異なります。超過分の残業代がしっかり支払われているようであればその会社は優良な会社であるとみなすことができますが、支払われないようであればブッラク会社である可能性が高いでしょう。
また、ブラック会社の場合はそもそも残業代自体が発生しない、いわゆるサービス残業を強いることも珍しくありません。残業代を発生させないために、わざわざタイムカードを切った後に残業させる悪質な会社もあります。何の見返りもない、無給で働くサービス残業は体力的にだけでなく、精神的にも苦痛になります。

人手不足と長時間労働

最近は深夜遅くまで営業している飲食店が当たり前の状態です。24時間営業のお店も以前に比べて増加傾向にあります。しかし、営業時間が長いということは勤務時間が長いということでもあります。いくらシフトが決められているとはいえ、交代する人が遅刻したり病気になったりしたらその代わりにシフトに入らなければならなくなったり、ピークの時間が長引いて残業になればその分帰宅も遅くなります。時間だからと退社を促してはくれても、人手不足の状態ではなかなか帰るタイミングが掴めないため、仕事を延長してしまうこともあるでしょう。この状態が数回程度であればそれほど苦痛に感じませんが、慢性的になってしまうと休日を取ることもままならずプライベートにも支障をきたしてしまいます。

経営方針に合わない

飲食店は一般的な会社に比べて経営方針や社風がはっきりとしているため、その環境になじめないようであればついていくのは難しくなるでしょう。朝礼やちょっとしたスローガンに沿う程度ならば問題はないかもしれませんが、中にはプライベートに干渉したり社風を押し付ける職場もあります。